1980-05-14 第91回国会 参議院 本会議 第13号
○高橋誉冨君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国公立学校における教職員の年金の額の改定に準じて、私立学校教職員共済組合が支給する年金の額及び最低保障額の引き上げを図るとともに、遺族年金に加算される寡婦加算の増額、標準給与の上限及び下限の引き上げなどを行おうとするものであります。 なお、衆議院におきまして、施行期日等
○高橋誉冨君 ただいま議題となりました法律案につきまして、文教委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、国公立学校における教職員の年金の額の改定に準じて、私立学校教職員共済組合が支給する年金の額及び最低保障額の引き上げを図るとともに、遺族年金に加算される寡婦加算の増額、標準給与の上限及び下限の引き上げなどを行おうとするものであります。 なお、衆議院におきまして、施行期日等
○高橋誉冨君 私は、ただいま可決されました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 昭和四十四年度以後における私立学校教 職員共済組合からの年金の額の改定に関 する法律等の一部を改正する法律案に対 する附帯決議(案) 政府
○高橋誉冨君 ただいまのすぐれた人材を確保してりっぱな教育をしたい、本当に私どもごもっともだと思います。そういうすぐれた人材を確保するということで、人材確保法案、これは学校教育が次代を担う青少年の人間形成の基本をなすものであるということにかんがみ、義務教育諸学校の教育職員の給与について、特別の措置を定めることにより、すぐれた人材を確保しようとするものである、こういうことなんですが、そういうような趣旨
○高橋誉冨君 そういうりっぱなお覚悟ならば、私は文部大臣がちょいちょい変わらないで、末永く、私が決めるわけじゃないんですが、文部大臣の座にあって初志を貫徹していただきたい。 ところで、現実の教育実態というものをどう見ているのか。私は、公務員法九十六条に「国民全体の奉仕者として、職務の遂行に当っては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。」あるいは教育基本法に「法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者
○高橋誉冨君 ただいま提案理由を説明を聞いた途端の質問ですので、要領を得ない質問になるかと思いますが、御了承いただきます。 言い古した言葉ですが、何といいますか、四十人学級あるいは標準法、この前に前提となる大きな問題を幾つか最初に質問いたします。 一年の計は穀を樹うるにあり、十年の計は木を樹うるにあり、百年の計は人を樹うるにある。教育こそ国家百年の大計であり、民族繁栄の基礎である。その一番の責任者
○高橋誉冨君 私は、ただいま可決されましたオリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 オリンピック記念青少年総合センターの 解散に関する法律案に対する附帯決議 (案) 政府は、青少年教育の重要性にかんがみ、次 の事項について遺憾なきを期すること。 一 国立オリンピック記念青少年総合センター の運営については
○理事(高橋誉冨君) 両参考人におかれましては長時間にわたり御出帯いただきまして、まことにありがとうございました。どうぞ御退席いただいて結構です。
○高橋誉冨君 私はただいま可決されました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、民社党及び参議院クラブ共同提案に係る附帯決議案を提出いたします。 昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案 政府
○高橋誉冨君 私はよくわかりました。それで、今度いわゆる特殊法人から文部省直轄にしたと。その経緯と、何といいますか、ここが違うんだと、特殊法人と直轄とはこれが違うんだということをひとつはっきりとそこで明示してもらいたい。局長で結構です。
○高橋誉冨君 大変病後に似合わず元気のいい御答弁をいただきまして、ありがとうございました。私は確かにそのとおり、塾が繁盛したり、家庭が過保護であったり、学校がとにかくまるで予備校のような存在で、本当の人間を育成する何か片寄った面がある。こういう欠点を是正しているのが、私は家庭教育、学校教育、社会教育のうちで、社会教育がこの是正に非常に役立っている。事実、私は市の体協の会長やらいろんなのをやっていまして
○高橋誉冨君 私は、ただいまのオリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案について若干御質問をいたします。 まず、大臣に私はお聞きをしたいのですが、日本の将来と青少年、こういう問題で、日本がいま非常に経済的に豊かですばらしいと、こう言われるけれども、将来については食糧問題、あるいはエネルギー問題、あるいはその他の、北方領土を初めとする国際問題、いつどういう問題が日本の将来に惹起するかわからない
○高橋誉冨君 私は、一部の責任と言われましたが、それはもっと大きな責任があるんじゃないか。たとえば小・中学校における違法スト、高校における学校の無秩序さ。これは、私の知っている高校の校長が、もう学校内で悩みに悩んで遂に病死した方があります。また校長連の意見を聞くと、大体学校へ行くのが楽しくない、校長の言うことで学校経営のされている高校が県内に幾つもない、大多数は職員の運営によって主任を決めたり、いろんなことをやっている
○高橋誉冨君 話は変わりますが、先日の成田空港における過激派の人たちによる暴虐きわまりない行動、あるいは以前には不特定多数の人たちを傷害した相次ぐ爆弾事件等々、次々と忌まわしいことが起こりました。その根源をたぐりたぐっていきますれば、やっぱり教育にその一半の責任があるんではないかと思うんですが、大臣の見解を承りたい。
○高橋誉冨君 私は国家の興亡、民族の盛衰は、教育が源泉であると思います。その教育の最高責任者である文部大臣は、いかなる決意のもとに文教行政をつかさどっておられるのか、まずその心境をお伺いしたい。
○高橋誉冨君 日本の将来が文教政策の推進いかんにかかっているということを私は強く感ずるものですから、この重大使命を自覚してほしいと思う一念からあえてこんな失礼な質問をしたわけなんですけれどもね。 先ほどの所信表明の中で福田総理は、世直しとか、あるいは出直しとか言われて、それは何だというと、終戦以来すばらしい経済発展を遂げた、経済発展は遂げたが、人間が物にとらわれ過ぎ、金にとらわれ過ぎて、温かい心の
○高橋誉冨君 大変そつのない答弁で結構だと思うのですが、なぜ私がこんなことを質問するかというと、私は学校長の会長なんかをやっておりまして、たくさんの校長の経営を見ましたが、いろいろなことを並べ立てた学校経営案をやる校長と、おれはこれをやるのだという一つの夢、イメージ、こういうものに全身全霊体をもってぶつかっていく校長と、こう二通りに分けますと、やっぱり校長がまんべんなくいろいろなことをかけ並べた校長
○高橋誉冨君 私は、先日大臣の所信をお聞きいたしまして、そして大変適切な施策が多く、適切な処置が多いと思いました。だが、大臣の体からにじみ出した一貫した所信というようなものが、ジーンと私の身にこたえるようなもの、そういうものが感じられなかった。聞いていて、これは大臣みずから書いたんじゃねえんじゃないかな、失礼ですがね、そんなふうに感じました。多少の落ちこぼれはあっても、所信表明ともなれば人の胸を打つ
○高橋誉冨君 私はメキシコばかりじゃなくて、ブラジルでもそのほかでも言われたことですが、やはり日本人が古来の美しい——逆に彼らが日本を離れていますから考え方がおかしくなっているかもわからないのですが、何か昔の日本の美しい姿というものを失っていくことが本当に何か恐ろしいというか、惜しいというか、そういう気がするというのですね。 それで、とにかく教育にしましても、いまの日教組が中心の教員大部分ですから
○高橋誉冨君 それは私も、この前いわゆる試験地獄、そういう競争というものが人の心をむしばむということをお聞きしました。しかし私は、さっき言った親を粗末にするとか、あるいは国旗を粗末にするとか、あるいは隣近所が冷たくなるとか、そういうことは言語の問題と、あるいは試験だけの問題じゃなくて、そこに私は、小さい子供のときからの学校教育が本質的に行われているか、いなかったということが私はやっぱり大きな原因の一
○高橋誉冨君 かぜを引いておりましたし下痢もしちゃったんで、声が小さいので、大変申しわけないと思いますが聞き取りにくいと思いますが御了承いただきたいと思います。 私はせんだって南米各国を回って歩いてきたんですが、各地を視察しまして、その中で一つの大きなショックを受けたことがございます。それはどういうことかと言いますと、メキシコで大使館の運転手が二人おりまして、一人は約二十年故国を離れている、一人は
○高橋誉冨君 長崎県の対馬において校長の監禁問題というのが起こりまして逮捕者を出したわけですが、この問題につきまして行政的な処置をどうとるのか、お尋ねいたします。
○高橋誉冨君 私は、先般行われました主任制の問題についてまずお尋ねいたします。 その実施した結果、大臣にその所感を簡明にお聞きしたい、こう思います。
○高橋誉冨君 大臣は、このような二十五万人という教員がストに入り、何百万かの児童生徒が被害を受けたと、このストに入った原因は一体何であると把握しているのか、お尋ねいたします。
○高橋誉冨君 私は、昨日行われましたストの問題について、真っ先にお伺いいたしますが、昨日参加した人員はどのくらいか。それから、その被害を受けた児童生徒、学生はどのくらいか、まずお尋ねいたします。
○高橋誉冨君 そうしますと、いわゆる現在当面しているいろんな矛盾、不合理な面あるいは悩める問題といいますか、そういう問題の解決に対して、文部大臣として体を張ってもこれに取り組むと、こういう姿勢が必要だと思うんです。私は幾つかの問題があると思うんです。それは個人の見解によりましてどれが緊急度があり、どれが重要であるかという、その見解の差はあると思うんです。私は現場にいまして、一つの大きな問題であると常々感
○高橋誉冨君 私は、教員の待遇問題を中心にして、その中のいわゆる調整手当の問題を中心に聞きたいんですが、その前に文部大臣ひとつ伺いたいんですが、私は教育というものを教える者と教えられる者との人間関係が基調であると、教える者が限りない愛情を教える者に降り注ぐ、教えられる者が強い信頼を持ってこれにこたえる。その美しい人間の心の中にその基調を置かなければならない、こういうふうに考えるんです。そうすると、それは
○高橋誉冨君 教員養成機関というものをしっかりとつくる必要がある。養成機関がいいかげんで、希望しない教員を教員にするところに、私はそういういま言ったいろんな欠陥が出てきた。そのような教育機関をしっかりと確立する必要があると思うが、これは総理どう考えるか、二点お伺いします。
○高橋誉冨君 関連。 私は三木総理に、いまの教育の基本的態度と言いますか、総理の考える教育の問題でちょっとお尋ねしたいんですがね。そういう何と言いますか、いつも学校というのは、教育の場というのは、静かな本当に教育に専念できる場にしたいと、こういうことをおっしゃいますがね、私はそれについて本当に専念できる静かな場にするためには、どういう具体的な対策、具体的な方法が必要かということを、やっぱりはっきり